公平さを、仕組みにする。
私たちの姿勢
Our Philosophy
不動産取引に関わるすべての人が幸せになれる仕組みを、テクノロジーで実装する
これが当社の経営理念です。きれいな言葉に見えるかもしれませんが、理想から降りてきたものではありません。自分たちが実際にやっている商売のかたちを言語化したら、この形になった、というものです。
ここでは、その言葉にたどり着くまでの経緯と、日々の取引で何をしているかを書きます。
私たちが売るのは、商品ではなく「提案」
不動産営業といえば、しつこい、うるさい、うっとうしい。そう思われている方が少なくありません。
無理もないと思います。売る物が先に決まっていて、それを売り切らないと数字にならない。その構造の下では、押すことに意味が出てしまいます。
当社は在庫を持たない仲介専業です。売らなければならない物件を抱えていません。だからお客様のご希望をうかがってから、それに合う物件を探してご提案します。入り口はネットです。こちらから電話をかけたり訪問したりすることは、お客様が必要とされない限りいたしません。
この違いが、営業のかたちを決めています
商品は、押し込めます。提案は、押し込めません。
提案は、相手が納得しなければ成立しません。急かしても、強く出ても、成立の確率は上がらない。押さないというのは、姿勢である前に、この商売の前提です。
押さずに成立させるには、判断材料を先に出しておくしかありません。当社が複数のウェブメディアを運営し、記事をすべて自分で書いているのは、そのためです。
「なないろ土地査定」では、名前も電話番号もいただかずに相談できる匿名相談を用意しました。こちらから追いかける手段を、あらかじめ持たないという設計です。ご家族にも相談しにくい段階の方や、過去に強引な営業を受けた経験のある方に使っていただいています。
話すのではなく、見せる
2026年1月、あいさつに来られた会社との提携が、3日で動きました。
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2025年12月
「償却4年ナビ」を一人で開発
築22年超の木造物件で節税を検討する投資家向けのポータルを、企画から公開まで一人で2週間で作りました。
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2026年1月
あいさつに来られた会社に、見せた
完成していたサイトをお見せしたところ、その場で「提携したい」というお話をいただきました。
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その3日後
デモを作って、見せた
提案の内容を口頭で説明する代わりに、動くデモを3日で作ってお見せしました。
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その1週間後
提携が決定
訳あり物件の査定サイト「なないろ土地査定」として公開。現在も共同で運営しています。
当社の営業は、人に話すことではなく、ものを見せることです。話が上手いかどうかで判断されるより、動くものを見ていただいたほうが早い。
事業計画も、マーケティングも、開発も、宅建も。バラバラに積み上げてきた経験が、この一点でつながりました。
AI × IT × 不動産
2025年、南青山に事務所を移し、宅建業免許を取得しました。IT・不動産・AIの3つが、いずれも第三者に評価された水準で揃っています。
IT
ものづくり日本大賞 特別賞
経済産業大臣表彰(2011年)
不動産
宅地建物取引士 / 宅建業免許
東京都知事(1)第112235号(2025年)
AI
人工知能学会 全国大会 論文採択
2026年「AIと不動産」セッション
外注はしません。企画から開発、運用、そして宅建業務まで、一貫して自社で行います。誰かに投げた部分がないので、どこで何が起きているかを常に把握できますし、判断が速くなります。
何が違うのか
従来型の不動産営業と、当社のやり方を並べると、違いは6点に集約されます。
| 従来型の不動産営業 | アキューズ | |
|---|---|---|
| 商圏 | 地元・駅前の徒歩圏 | 全国・海外 |
| 集客 | チラシ・飛び込み・地縁 | 自社運営のウェブメディア |
| 顧客との関係 | 用事があるときだけ | 平時からつながる |
| 価格の出し方 | 誰にでも表面利回り | AI査定で買主タイプ別に算出 |
| 提案の仕方 | 全員に同じ内容 | 一人ずつ個別に作成 |
| 差別化の根拠 | 地縁と年数 | 宅建士 × AIエンジニア |
商圏
従来型の不動産営業
地元・駅前の徒歩圏
アキューズ
全国・海外
集客
従来型の不動産営業
チラシ・飛び込み・地縁
アキューズ
自社運営のウェブメディア
顧客との関係
従来型の不動産営業
用事があるときだけ
アキューズ
平時からつながる
価格の出し方
従来型の不動産営業
誰にでも表面利回り
アキューズ
AI査定で買主タイプ別に算出
提案の仕方
従来型の不動産営業
全員に同じ内容
アキューズ
一人ずつ個別に作成
差別化の根拠
従来型の不動産営業
地縁と年数
アキューズ
宅建士 × AIエンジニア
商圏も、顧客との接点も、提案の作り方も。地縁や営業年数ではなく、AI × IT × 不動産の仕組みで成立させています。
なぜ、経営指針をつくったのか
正直に書きます。会社を経営してきた22年間、自社の事業計画を作ったことがありませんでした。意義は理解していましたし、他人には勧めていました。それでも、自分には必要だと感じたことがなかった。
必要になったのは、AIを本格的に使い始めてからです。作ろうと思えば、たいていのものが短期間で形になる。ただし同じ速さで、間違ったものも作れてしまいます。
何を作るかより、何を作らないかを決める軸が要る。そう考えて、初めて自分で経営指針を立てました。以下は、そのときに決めたものです。
経営指針
経営理念
不動産取引に関わるすべての人が幸せになれる仕組みを、テクノロジーで実装する
経営方針
取引に関わる人とは常に対等な関係を保ち、公平な取引を行う
売主・買主・仲介者、すべてが納得できる取引を設計します。片方だけが得をする構造は作りません。
成果とリスクを公平に分かち合い、互いの特性を生かしたかたちで協業する
レベニューシェア型の協業で、固定費リスクを一方に押し付けません。得意なことを持ち寄り、成果に応じて分配します。
理念に基づく事業計画を立て、計画と実績の乖離から学び、経営の精度を高め続ける
10年ビジョン達成のための事業計画を策定し、計画と実績を照らし合わせながらPDCAで継続的に改善します。
公平さを、仕組みにする
気持ちや誠実さは、人によって揺れます。同じ相手でも、状況が変われば判断は変わる。だから当社は、公平さを人の善意に預けません。
成果とリスクの分け方を最初に決める。情報の扱いを契約で定める。判断材料は、こちらの都合で出し分けない。公平さを、仕組みの側に置きます。
同じ姿勢を、組む相手にも求めます
当社が提携するのは、立派な社訓を掲げる会社ではなく、日々の取引で誠実さを示せる会社です。当たり前のことを、当たり前に続けられるかどうかを見ています。
- 専任媒介契約を尊重し、売主に直接アプローチしない
- 買付を出したら最後まで責任を持つ
- 情報を出し抜きの道具にしない
- 成約だけを急がず、顧客の判断を尊重する